GLASSES & BLURRED VISION

眼鏡を替えても
見えにくいのは白内障?

「眼鏡を新しくしたのに、前ほどはっきり見えない」「度数を上げてもかすむ」。こうしたときは、単なる度数の問題ではなく白内障やほかの眼疾患が関係している場合があります。

まず知りたいこと

眼鏡で改善しにくい見え方は、眼の中を確認するサインです

眼鏡は近視・遠視・乱視などのピントのずれを補正します。しかし、白内障で水晶体が濁って光が散乱している場合や、網膜・視神経などに問題がある場合は、眼鏡の度数だけでは十分に改善しないことがあります。

  • 白内障では屈折が変化して眼鏡度数が合わなくなることがあります。
  • 度数を合わせてもかすみやまぶしさが残る場合は、水晶体や眼底を確認します。
  • 「白内障だと思っていたら別の病気」ということもあるため、原因の切り分けが重要です。

眼鏡を替えても見えにくいのは白内障?|要点

眼鏡は近視・遠視・乱視などのピントのずれを補正します。しかし、白内障で水晶体が濁って光が散乱している場合や、網膜・視神経などに問題がある場合は、眼鏡の度数だけでは十分に改善しないことがあります。

眼鏡で改善する見えにくさ・改善しにくい見えにくさ

度数のずれ

近視・遠視・乱視の変化が中心なら、適切な眼鏡で見え方が改善することがあります。

白内障の濁り

水晶体の濁りで光が散乱すると、度数を合わせてもかすみやまぶしさが残ることがあります。

角膜・眼表面

角膜の不整やドライアイなどで、見え方が変動したり、にじんだりすることがあります。

網膜・視神経

黄斑や網膜、視神経の病気では、眼鏡では補えない見えにくさが生じることがあります。

白内障で眼鏡の度数が変わることがあります

白内障の種類によっては、水晶体の屈折力が変わり、近視方向へ度数が変化することがあります。「老眼鏡なしで近くが一時的に見やすくなった」「以前の眼鏡が急に合わなくなった」と感じる場合もあります。

ただし、眼鏡の度数変化だけで白内障の程度を判断することはできません。細隙灯顕微鏡で水晶体を確認し、必要に応じて眼底検査やOCTなどでほかの病気がないか確認します。

眼科では何を確認する?

REFRACTION

視力・屈折

裸眼と矯正した状態を確認し、眼鏡でどこまで改善するかをみます。

LENS

水晶体

白内障の濁りの位置と程度を確認します。

RETINA / NERVE

網膜・視神経

見え方に影響する別の眼疾患がないかを確認します。

眼鏡を作り直す前に受診を考えたいケース

  • 短期間に何度も眼鏡度数が変わる
  • 眼鏡を替えてもかすみが残る
  • まぶしさや夜間の見えにくさもある
  • 片眼だけ見えにくい
  • 物がゆがむ、視野が欠ける、急に見えにくくなった

見えにくさの原因を先に確認

新しい眼鏡を作る前に、白内障やほかの眼疾患がないか確認した方がよい場合があります。特に急な変化は早めの診察が大切です。

このテーマを診察で相談するとき

症状の程度や治療の選択は、白内障の濁り方だけでなく、角膜・網膜・黄斑・視神経など眼全体の状態や、生活で困る場面によって変わります。手術実績・設備・費用・受付方法などの最新情報は有田眼科公式サイトでご確認ください。

監修医療機関の診療情報(公式サイト)

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参考情報(公的・専門機関)

日本眼科学会|参考情報
眼

医療内容監修:有田眼科 院長 有田量一

最終更新:2026-08-25 監修医プロフィールを見る