FUKUOKA CATARACT GUIDE

白内障の症状・手術時期・眼内レンズを
患者さん向けにわかりやすく

福岡市の眼科医が医療内容を監修。白内障の基礎だけでなく、夜の運転がまぶしい、眼鏡を替えても見えにくい、急に見え方が変わったなど、患者さんが実際に感じやすい疑問から必要な情報へ進める一般向けガイドです。

  • 症状・原因・受診の目安
  • 手術時期・眼内レンズ
  • 費用・術後の生活
  • 手術の不安・麻酔・鎮静

まず知りたいこと

このサイトでわかること

白内障は、水晶体が濁ることで、かすみ・まぶしさ・見えにくさなどが起こる病気です。症状だけで白内障と決めつけず、気になる見え方がある場合は眼科で原因を確認することが大切です。

  • 白内障の症状と、眼科を受診する目安
  • 手術を考えるタイミングと白内障手術の流れ
  • 眼内レンズの種類、費用、手術後の生活

KEY POINTS

白内障が気になったときに
最初に確認したいこと

見えにくさの原因は白内障だけとは限りません。白内障だと思っていても、緑内障、黄斑上膜、加齢黄斑変性、網膜疾患などが関係していることがあります。白内障の程度だけでなく、角膜、網膜、黄斑、視神経まで眼全体を確認します。 白内障以外も確認する理由を見る →

白内障手術の時期は一律ではありません。運転、仕事、読書など日常生活への影響と眼の状態をもとに、眼科医と相談して決めます。

医療内容監修:有田眼科 院長 有田量一最終更新:2026年9月5日

SURGERY ANXIETY / SEDATION

「白内障手術が怖い」方へ
眠ったような状態を目指す鎮静とは

「目を開けたまま手術するのが怖い」「器具が見えそう」「動いてしまいそう」と不安に感じる方へ、局所麻酔と鎮静の違い、手術中に感じやすいこと、笑気吸入鎮静・静脈内鎮静の考え方を整理しました。

鎮静は全身麻酔とは異なり、すべての方が完全に眠ることを保証する方法ではありません。うとうとした状態になる程度には個人差があり、持病・呼吸状態・内服薬などを確認して適応を判断します。

白内障手術の怖さと鎮静を詳しく見る
  • 手術中に何がみえるのか
  • 痛みと局所麻酔の考え方
  • 「寝た状態」と鎮静の違い
  • 笑気吸入鎮静・静脈内鎮静
  • 動いてしまいそうなときの考え方

UNDERSTANDING CATARACT

白内障を理解する
4つのポイント

“

白内障はよくある病気ですが、手術の時期や眼内レンズの選び方は一人ひとり異なります。まずは自分の症状と選択肢を知ることが大切です。
01

症状を知る

かすみ、まぶしさ、夜間の見えにくさ、片眼での二重見えなどがみられることがあります。

02

原因を確認する

見えにくさには白内障以外の病気が関係することもあるため、眼科で眼全体を確認します。

03

手術時期を考える

視力だけでなく、運転・仕事・家事など生活への影響も手術時期を考える材料になります。

04

見え方を相談する

眼内レンズは、眼の状態と遠く・中間・近くのどこを重視するかを考えて選びます。

SIGNS

こんな見え方の変化は
ありませんか?

片眼ずつ確認すると、普段は気づきにくい左右差がわかることがあります。気になる症状がある場合は眼科へご相談ください。

01

かすんで見える

霧がかかったように、全体がぼんやりと感じる。

02

光をまぶしく感じる

日差しや対向車のライトが以前よりまぶしく感じる。

03

色や輪郭がわかりにくい

色の鮮やかさが落ち、物の境界が見えにくくなる。

04

片眼で二重に見える

片眼を閉じても、物が重なって見えることがある。

白内障の症状・原因・受診の目安を詳しく見る →

TREATMENT

白内障の治療

進行の程度だけでなく、運転・仕事・趣味など、生活で困っている場面を確認しながら治療方針を考えます。

01

まずは検査で原因を確認

見えにくさの原因が白内障か、網膜や緑内障など別の病気が関係していないかを確認します。

02

生活への影響を踏まえて相談

白内障があっても、すぐに手術とは限りません。症状、検査結果、患者さんのご希望を踏まえて時期を検討します。

03

濁った水晶体を眼内レンズへ

手術では濁った水晶体を取り除き、眼内レンズを挿入します。レンズの種類と目標にする見え方は、術前に相談して決めます。

大切なご案内

手術には感染、炎症、眼圧上昇、網膜剥離などの合併症が起こる可能性があります。手術後の見え方や回復には個人差があり、追加治療や眼鏡が必要になる場合もあります。詳しくは診察時に医師が説明します。

白内障手術の方法・流れを詳しく見る →

INTRAOCULAR LENS

眼内レンズを選ぶときに
大切なこと

「よく見たい距離」と「普段の生活」を整理することが、レンズ選びの第一歩です。

単焦点眼内レンズ

一つの距離に
ピントを合わせる

遠方または近方など、主に一つの距離にピントを合わせます。焦点が合わない距離では眼鏡が必要です。

  • 見たい距離を相談して度数を決める
  • 焦点の合う範囲を理解する
  • 必要に応じて眼鏡を使用する

多焦点眼内レンズ

複数の距離で
眼鏡依存を減らすことを目指す

複数の距離に焦点を振り分けるレンズです。光のにじみやコントラスト低下を感じることがあり、眼の状態によって適さない場合があります。

  • 見え方の特性を十分に理解する
  • 夜間運転など生活環境を伝える
  • 費用や適応を診察で確認する

※レンズの取扱い、適応、費用は医療機関や患者さんの眼の状態によって異なります。掲載内容は一般的な情報です。

単焦点・多焦点眼内レンズの選び方を詳しく見る →

FLOW

受診から手術後まで

実際の通院回数や検査内容は、眼の状態や医療機関の体制によって異なります。

  1. 01

    初診・診察

    見え方のお困りごとや生活状況を伺い、視力・眼圧などを検査します。

  2. 02

    詳しい検査

    白内障の程度、眼底の状態、眼内レンズの度数決定に必要な検査などを行います。

  3. 03

    治療方針の相談

    手術の必要性、時期、レンズ、期待できる見え方とリスクについて説明します。

  4. 04

    手術

    体調や眼の状態を確認して手術を行います。術式や当日の流れは事前にご案内します。

  5. 05

    術後の定期診察

    感染予防や回復確認のため、点眼と定期的な診察が重要です。

FAQ

よくあるご質問

一般的な目安です。患者さんごとの判断は診察時にご案内します。

Q白内障と診断されたら、すぐに手術が必要ですか?
A

白内障の進み方や生活への影響は人によって異なります。見えにくさが日常生活にどの程度影響しているか、ほかの眼疾患がないかなどを確認し、眼科医と相談して治療時期を決めます。

Q眼内レンズを入れれば眼鏡は不要になりますか?
A

眼内レンズの種類や度数、見たい距離、眼の状態によって異なります。手術後も眼鏡が必要になる場合があります。

Q手術後はいつから仕事や運転ができますか?
A

回復の経過や仕事内容、運転に必要な見え方によって異なります。自己判断で再開せず、診察時に医師へご確認ください。

Q白内障を相談する眼科は、何を確認して選べばよいですか?
A

通院しやすさに加え、検査と説明の内容、眼内レンズについて十分に相談できるか、術後診察の体制、緊急時の連絡方法などを確認しましょう。手術件数だけで決めず、ご自身の眼の状態や生活に合う治療方針を相談できることが大切です。

Q白内障は目薬で治りますか?
A

点眼薬は進行を遅らせる目的で用いられることがありますが、濁った水晶体を透明に戻すものではありません。治療方法は眼の状態に応じて医師と相談します。

TRANSFER / CONTINUITY

眼科を変えるとき・
通院を引き継ぐとき

「転院」「紹介状がない」「点眼がなくなりそう」「白内障手術後の引き継ぎ」など、眼科を変えるときに患者さんが迷いやすいことを状況別に整理しました。

白内障ガイドの医療内容を監修する有田眼科 院長 有田量一

MEDICAL SUPERVISOR

医療内容は眼科医が監修しています

有田眼科 院長 有田 量一

日本眼科学会専門医医学博士(九州大学)

白内障だけでなく、角膜・網膜・黄斑・視神経など眼全体の状態を踏まえて診療している眼科医が、患者さん向けの表現と医学的内容を確認しています。

このサイトは一般的な医療情報を扱い、実際の診療内容・受付・アクセスは有田眼科公式サイトに分けて掲載しています。

SUPERVISING CLINIC

福岡で白内障について
相談したい方へ

本サイトの医療内容は、有田眼科 院長 有田量一が監修しています。有田眼科では、白内障の診断、眼内レンズ相談、日帰り手術、術後診察を行っています。

※本サイトは一般的な情報提供を目的としています。実際の診断・治療は診察結果に基づいて判断されます。

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