白内障は急に進む?急な視力低下との違い|要点
日本眼科学会は、一般的な白内障は通常ゆっくり年月をかけて進行すると説明しています。短期間で見え方が変わることはありますが、突然の視力低下や視野の欠けは網膜や視神経など別の病気でも起こるため、原因確認が優先されます。
一般的な白内障はゆっくり進むことが多い
加齢に伴う白内障は、通常は徐々に進みます。そのため「以前よりまぶしい」「数か月前よりかすむ」「眼鏡を替えても見えにくくなってきた」といった経過で気づくことが多くあります。
ただし、白内障の種類、糖尿病、ステロイド薬、外傷、眼の炎症などが関係すると、見え方の変化が比較的早い場合もあります。
比較的早く症状が目立つ白内障もあります
水晶体の後方、視軸に近い部分が濁る後嚢下白内障では、濁りが中心部にかかることで、比較的早い段階からまぶしさや視力低下を自覚することがあります。また、糖尿病や薬剤など背景因子がある場合も、経過を個別に確認します。
「急に進んだ」と感じたら
まず本当に白内障の変化だけなのか、網膜・黄斑・視神経・角膜などに別の原因がないかを診察で確認します。
白内障以外を考えて、早めに受診したい症状
突然の視力低下
片眼が急に見えにくくなった場合は、網膜血管の病気なども含めて原因確認が必要です。
飛蚊症が急に増えた
黒い点や糸くずのような影が急増した場合、網膜裂孔・網膜剥離に伴うことがあります。
光が走る・視野が欠ける
視界の端に光が見える、カーテンがかかったように視野が欠ける場合は早めの眼底検査が重要です。
強い眼痛・吐き気
急性緑内障発作などでも起こるため、白内障の症状と考えて様子をみないでください。
受診時に伝えるとよいこと
- いつから見え方が変わったか
- 突然か、徐々にか
- 片眼か両眼か
- 飛蚊症、光視症、視野欠損、眼痛の有無
- 糖尿病、外傷、ステロイド使用などの背景
症状の時間経過は、原因を考える重要な手掛かりになります。
このテーマを診察で相談するとき
症状の程度や治療の選択は、白内障の濁り方だけでなく、角膜・網膜・黄斑・視神経など眼全体の状態や、生活で困る場面によって変わります。手術実績・設備・費用・受付方法などの最新情報は有田眼科公式サイトでご確認ください。
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